治療の職人集団 練馬区鍼灸師会

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練馬区鍼灸師会は東洋医学である鍼灸(はり・きゅう)、マッサージの国家資格保持者の団体です。副作用のない東洋医学は、自然の力を利用した体にやさしい療法です。

お 知 ら せ

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お知らせ10

2012.2.26 東京マラソンの医療ブースに初参加!


社団法人東京都鍼灸師会は、これから社会貢献をたくさんやって公益法人を認めてもらおうとがんばっています。

東京では鍼灸師が集まる団体が他にもたくさんありますが他に先がけて東京マラソンの医療ブースに一番乗りができました。

ゴール後は膝や足首が痛いというランナーが一番多く、腰、股関節、肩、肩甲骨周辺の順でした。

2時間台、3時間の前半で走りきってしまうランナーはフォームもよく、それなりに練習量も体調に応じて増やしていくコントロールが上手いせいか、ヘロヘロな人はいません。4時間以降のランナーあたりからかなり無理を押しているな~って感じのランナーが多くなってきました。


しかし、鍼灸師の真骨頂は必ずしも一番痛いところを施術するわけではなく経絡的に関係する他の部位(我々は遠隔部位)と呼ぶがそこを主に施術しました。

鍼がはじめての人や外人は、えっ!?痛いのはそこじゃないんですけど?といった表情でしたが施術終了後「立って膝をいつもより上げて歩いてごらん」と言うと、「ぜんぜん痛くないしこんなに足が上がる!」「鍼灸ってマジックですか?」・・・・

「いえ、疲労を取るには一番いいんですよ」・・・「わたし、ファンになりました!マラソンの前後はおろか疲れたらハリ、やります!」

これがきっかけでマイナーな鍼灸手技を治療のみならず、予防までできるスーパーなものだと知ってもらえて光栄でした。


練馬まつりのような地域住民へのハリの無料体験や大規模な東京マラソンに参加でき、このようなうれしいご意見を耳にするとたいへんうれしく思います。また、東京マラソンでは一人のランナー(体験者)を2,3人の術者がローテーションで施術します。そのときに自分以外の先生たちの診察、会話、鍼技を目の当たりにすることができ、日ごろ自分の治療院では得ることのできない貴重な体験を与えていただいたことを感謝したいと思います。


                                              藤井伸康

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